日記-14
虚無感に苛まれる日々である。
一体何のために生きているのか、今だに検討もつかぬ。何をしたいのであろう。私は何故に生きていくのだろう。全てを見失いつつある現状である。
なので、生きることが苦痛に感ぜられる。惜しむらくは友と会えなくなることのみである。柵さえなければ、もとよりこの世に未練は無い。
いっそ狂ってしまえたら楽なのであろう。だが私はゴッホにはなれぬ。或いはなれるのかもしれないが、それには多大な気苦労を要する。
自らの性質を曲げることこそ困難なことも無いであろうから、狂気を手にするのもまた困難の道である。
どこに道標があるのか、見失ったので、また探す必要に駆られる。絵も描きたくない。文も書きたくない。ならば何をしたいのだろう。
全てまっさらに消えた。私の生きる道をどこに定めたら良いのであろう。
迷い道こそが人生であるから、迷いながら生きるのだ。
本日作成した絵である。