日記-13

無意味な時間を過ごした日であった。徹頭徹尾、無為であった。

であると同時に、心の折れた日でもあった。理由は検討もつかぬ。日々の積み重ねであるのかもしれぬ。

 

努力の出来ない屑のような男は廃屋で野垂れ死ぬのがいい。私もそれを望む。最も、小説に出て来る美丈夫のような見た目ではないから、絵にすらならないかも知れないが。

 

兎角この世は思い通りには行かぬ。生まれた時から定められていたならば、もっと早くに命を絶つべきであったと思う。

自分を常々呪うのみである。世界は好転せず。