日記-9

美のために生きると言うのは全く心軽く弾む行為である。

己の美徳のみを拠り所にするのは、余程己の求むる生活であるのだろう。

 

であるから、今日の生活も心地の良いものであった。素直と優しさ、努力は人の美徳である。それに従い生きることの心地よさ!

 

胸が軽くなった気でいる。されど耽美と放蕩は異なるものである。本来の意義を見失ってはならない。私は美によって生かされ、また美によってのみ生きねばならぬ。

 

どうせ絵を描いておらねば死ぬ性分である。ならばいっそ思い切り書くのが良い。

 

本日の絵である。

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