日記-3(午後)
絵を描いた。
漫画の道を志しているにも関わらず、才能がない。
果たして己の道は正しいのであろうか。苦悩のうちに自我を保つのである。
しかし、描きたい絵は書けた。友に見せると耽美であると言う。即ち私の求むるところである。日々精進であるから、やはり成長せねばならぬ。それには肩凝りが集中の邪魔をする。おのれと歯噛みしなかった日は無い。全く面倒である。
誰それの為に生きているわけでは無いが、誰それの力になれればとても嬉しいと思う。そんな事を思いながら飯を食った。魚の味噌煮と野菜炒めであった。