日記-21
変化の多い日であった。
精神病院での得たことは多かった。
今日はメモがわりに使うとする。
箇条書きになる。
焦らなくて良い。マイペースにやると良い。ただ、折り合いはつけるべし。社会的な作品と個人的な作品を分けよ。
水木しげる御大に倣うと良い。折角自分で道を探しているのだから、従うと良い。
スケジュールを決めているのは良いことである。ただし、それを守れなくても過度に自分を責める必要はない。未来で取り返せば良い。
以上が病院での気づきである。
以下は己の得た気づきである。
私は老獪に生きようとするものであるから、ただ静かな流れに身を任せよ。
仙人になろうと画策するものである。
流れが寛容である。私の中には流れの哲学が宿る。言葉と、景色と、真摯に向き合いつつ、己もそれと同化するように。
ありのままを曝け出すのである。飾り立てても良いことはない。流れるように流れる。尽力するのみである。
美しく、綺麗に生きる。気取るのではない、志すのだ。そのために努力する。