日記-11

理想に足をかけた段階であると、否応なしに自覚させられる日々である。

努力する決心を決めて尚、自らの怠惰性に腹が立つ。

 

私は常より無駄を過ごすことが多い人類であり、それでは綺麗になれないと知りつつ、しかし己の怠惰性によってこれに甘んじてしまうのが、何よりも腹が立つ。

 

綺麗になりたい。何よりもこの一心で生きる。人生を芸術として生きる。そうでなければ私で無いと知りつつ生きる。その程度でなければいけない。

 

私は変わらねばならない。一歩を踏み出すというのは、そういうことだろう。